【HolyStone HS160 レビュー】初心者向けドローンの感想

たくぞうです。

近年一般的に普及してきたドローン。その用途はエンターテイメントから災害調査など幅広く利用されています。

ひと昔前なら数十万円していたので、おもちゃ感覚では手が出ませんでしたが、近年では数千円から販売されるようになり、子供でも楽しめるおもちゃとしての人気も定着しています。

猛暑が続くこの季節でも室内で遊べないかと考えたたくぞうが、Amazonを眺めながらついつい「ポチッ」とした商品をご紹介します。

この記事では
・ドローン(HS160)の紹介
・実際の操縦感
・撮影した感想
・ドローン初心者が感動したこと
・ドローン初心者がしくじったこと

以上がわかる記事になっています。

それでは、ドローンの紹介からいきましょう。

目次

ドローン(HS160)の紹介

今回わが家に来たドローンはこちらっ!

HolyStone社製ドローン、Shadow HS160です。

なかなかカッコイイパッケージです。

付属品及び性能

  • 本体(プロペラ、バッテリー装着済み)
  • 送信機(モード1、モード2対応)
  • プロペラ及び取り付け用ネジ(予備1セット)
  • バッテリー(予備)
  • 携帯用ケース(ソフトケース)
  • 充電用USBケーブル(2本)
  • プラスドライバー
  • スマホホルダー
  • スティック及び取り付け用ネジ(予備1セット)
  • 取扱説明書(日本語マニュアル)

※単三電池4本が別途必要になります。

機体性能
・機体重量:83.5g
・収納サイズ:140×68×30mm
・展開サイズ:185×155×30mm
・操縦可能距離:50m
・飛行時間:約7分(バッテリー1つにつき)
・充電時間:40分~50分

要注意

機体重量が200g未満なので航空法の適用外となりますので、基本的にどこでも飛ばせます。
ただ空港周辺や高度150m以上の空域、人口集中地区の上空、緊急用務空域(災害現場近く)は200g未満でも飛行禁止ですのでご注意下さい。(令和3年6月1日以降)
また、小型無人機等飛行禁止法(国の重要施設周辺の飛行禁止)は重量に関係なく適用されますのでご注意下さい。

詳しくは国土交通省 無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールを参照してください。

国土交通省ウェブサイトより引用

外観及び各機能

展開状態(表側)
格納状態(裏側)

プロペラ部分が折り畳み式になっており、本体を携帯用ケースに入れて持ち運べます。

カメラは機体前方に、LEDライトは機体前後に付いています。

カメラ性能

1280P×720Pの0.9メガピクセル(約100万画素)HDカメラです。
わずかですが、手動で角度調整が出来ます。

説明書を見ながらスティックを装着。プラスドライバー付属なのが嬉しいですね。

送信機上部にはスマホホルダーを差し込みます。かなり力を入れないとカチッと入りませんでした。
スマホを固定する部分はバネ伸縮式で挟み込むタイプで、iPhone11がギリギリ入る大きさでした。
これ以上大きくなるとホルダーには入りません。

送信機はゲームコントローラーのような形で、大き過ぎず子供でも持ちやすく作られています。

基本操作は左右のスティックで行い、左右の十字キーには色々な機能が備わっています。

左の十字キーの機能
・ワンキー起動/着陸
・録画キー
・LEDライトオン/オフ
・ヘッドレスモード/リセット(長押し)

ヘッドレスモードとは

ドローンの向きに関係なく、操縦者から見て前後左右に機体を操作できる機能になります。
初心者に優しい機能です。

右の十字キーの機能
・エレベータトリム(前後の調整)
・エルロントリム(左右の調整)

トリムとは

スティック操作をしていない状態で、機体が前後左右に流れてしまう場合に、流れないように調整することです。

Lボタンはスピード調節ボタンで、4段階の調節が可能です。
Rボタンはカメラのシャッターボタンになります。

ドローン(HS160)を飛ばしてみよう!

機体に付属していたバッテリーが充電されていたので、早速飛ばしてみました。

バッテリを指して、格納していたプロペラを広げるだけで準備完了です。
送信機の電源を入れて、機体の電源を入れたら、モード2の場合は送信機の左スティックを「↑」「↓」と入力するとバインド(ペアリング)が完了します。モード1の場合は反対の右スティックでバインドします。

モード1/2とは

送信機の操作方法にはモード1とモード2というものがあります。
モード1はラジコンカーと同じで、左スティックで前進・後退、右スティックで左右移動する日本では主流のモードです。
モード2は右スティックだけで前進・後退・左右移動ができ、直感的な操作が可能です。

送信機での操縦

初めてということもあり、出荷状態のモード2、速度は低速でとりあえず飛ばしてみました。

このHS160はワンキー起動/着陸機能が付いています。
起動キーを押すとプロペラが低速回転しはじめ、スティックを↑に倒すと離陸します。

感動の一瞬です!

離陸すると恐る恐るスティックを倒して感度を確かめます。
前進したり後退したり、旋回してみたり。なかなか繊細なところがあり、エアコンや扇風機の風で機体が流されてしまいます。

子供のころはラジコンカーでよく遊んでいたので楽勝だろうと思いましたが、左右の旋回や高度が合わさってくると混乱することも。

広い部屋なら多少流されても落ちついて操作すればいいのでしょうが、LDKが12畳程しかないので少し流れたら何かにぶつかりそうになってしまいます。
部屋を片付けてから飛ばすべきでした・・・。

ファーストフライトで壊れることなく、7分程度で電池切れに。

ポイント

電池切れ間際になると、LEDライトが点滅して教えてくれます。そうすると高度を上げることは出来なくなり、勝手に高度が下がりはじめます。
電池切れで急降下して機体の破損や不意の事故を防ぐ安全設計が施されています。

スマホでの操縦

スマホで操縦するにはまず専用アプリ「HS-D2」をダウンロードします。
このアプリはiOS、Androidのどちらでも使用可能です。

アプリの設定は得になく、スマホのWi-Fi接続だけです。

操作画面はこんな感じです。赤いポインタをスワイプすることで操作できます。
慣れれば操作できそうですが、たくぞうは送信機での操作をオススメします。

ただ、体感モードというモードがあり、スマホを傾けるだけで、前後左右の操作が出来るスグレもの。これには感動しました。

注意点

実際飛ばしてみて一番驚いたのは、モーター音です。
スマホアプリで測定したところ、平常時が20dBの環境でドローンを飛ばすと70dBまで上昇しました。ちなみに、同じ環境で掃除機を作動させると65dBで、僅差でドローンの勝利です。
賃貸物件の方は夜間飛行は控えたほうが良さそうです。

ドローン(HS160)で撮影してみよう

室内ではかなり暗く映ります。部屋の照明だけです。

720Pと低価格ということを考えれば十分納得のいく映像です。

屋外でも撮影してみました。
天気はあいにくの曇り、速度は高速での操縦です。
地上付近はほぼ無風でしたが、撮影場所の会社事務所が海の近くなので、上空では多少風で流されたりしていました。

高度は15mほどでしょうか、初めて外で飛ばすということもあり、ビクビクしながら高度を上げました・・・。

操縦可能距離が50mなので、高度1mほどで水平移動させてみたところ、大体50mでプロペラが止まり不時着しました。
上空50mを超えるとプロペラが止まり落下するということです。

高度の上げすぎには十分注意しましょう。

ズームや音声の機能はありませんでした。
調べたところズーム機能付きのドローンは殆どありませんでした。
音声は、入れてもほぼモーター音しか聞こえないようなので不要とのことです。

まとめ:感動としくじり

たくぞうがドローンに触れるのはこのHS160がはじめて。昔のヘリのイメージを持っていたのですが、全く別物。

ちょ~かんたんっ!

ラジコンカーを扱う感覚でドローンを飛ばすことが出来ます。

ラジコンカーと違うのは空中に浮くというところ!
離陸しただけでめちゃくちゃ感動します。

大人から子供まで簡単に楽しめるのは間違いなしっ!

広い場所であればスマホの画面をみながら操縦できる爽快感、360度自由自在に操れる解放感がたまりません。

飛ばして遊ぶこと以外にも、大勢が集まるシーンでは空撮で記念撮影したり、映える写真をとることも可能だと感じることが出来ました。スマホと本体があればアウトドアでも大活躍。

このように感動が沢山あった半面、しくじったことも正直に書いておきます

初めてということもあり、すぐ壊れてもいいように低価格のものを購入しましたが、簡単に扱えることがわかるともっと性能が良いモノが欲しくなってしまいました

室内でネコの撮影をしようとも考えていたのですが、予想以上のモーター音にネコも逃げ回り、撮影できないのが残念です。

また、室内で飛ばすのであればプロペラガードがないと危険を感じます。子供が遊ぶのならプロペラガードは必須だと思います。

最後に一言

たばこを吸う方は灰皿に注意しましょう、風圧で大変なことになります

それでは、楽しいドローン遊びを~。

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