トレーラーってどんな車?意外と知らないトレーラーの真実を紹介するよ

たくぞうです。

「教えてたくぞう!」では大型トレーラー運転手の仕事内容や、大型トレーラーとはどういったものかを時にはザックリ、時には詳しく解説します。

ねこぞう

大型トレーラー運転手になりたい。
大型トレーラー運転手の仕事内容は?
そもそも大型トレーラーってどんなやつ?

以上のような、大型トレーラーに興味のある方の質問にお答えします。

この記事でわかること
  • 大型トレーラーの大きさや長さ
  • 大型トレーラーの運転に必要な免許
  • 大型トレーラーの運転に必要な運転技術

このように、この記事を読むことで『大型トレーラーがどんな車か』がわかるようになっています。


現在は、鋼材輸送メインで大型トレーラー運転手歴7年の中堅ドライバー。
ひょんなことから運送会社に転職し、玉掛作業員から始まり、次にクレーンオペレーター、そして大
型トレーラー運転手として仕事をしています。

たくぞう

転職してから10年、運送業界の実用を少しずつ理解できました。

そして、今では充実したドライバー生活を送っています。

前職はいわゆる大企業で財務・経理を担当していました。
当然、運送業がどんな仕事か?玉掛って何?という状態でした。

たくぞう

転職したての頃は、異国の地で働いているような感覚でとても苦労した記憶があります。

そこでこの記事では、たくぞうの経験をもとに『大型トレーラーについて』解説します。

たくぞう

この記事を読むと、トラックを全く知らない方でも、トラックのことを少し理解できるようになっています。

目次

トレーラーってどんな車?

みなさんはトレーラーときいてどんなことを想像しますか?

大きい、カッコイイ、怖い、うるさい。など、いろいろ想像されると思います。中には「トレーラーってなに?」とゆう方もいらっしゃるでしょう。そんなトレーラーをご存知ない方へ、まずトレーラーがどういったものか簡単に紹介します。

まずはコレ!たくぞうの相棒です。

このトラックがトレーラーですね。

このトレーラー、実は2台の車から構成されています。運転席があるトラクタ(ヘッド)と呼ばれるトラック部分と、牽引される(ひっぱられる)トレーラーと呼ばれる台車部分です。

トラクタ(ヘッド)
トレーラー

後ろで牽引されているのが「トレーラー」なんですよね。
あなたは「トラクタ」と「トレーラー」をセットで「トレーラー」と認識してませんでしたか?

トレーラーはトラクタ後輪の上あたりにのっかってます。(厳密に言うと、のっかってるだけじゃなく、しっかり連結されていますのでご安心を。)そしてトレーラー部分に荷物を積んで、トラクタが引っぱる(牽引する)と言う仕組です。
牽引される後ろの荷台が「トレーラー」、コレ重要です!

トレーラーの構成
・自走できる荷台を牽引するのがトラクタ(ヘッド)
・自走できない荷台部分がトレーラー

トレーラーの大きさ

トラックなんで普通車より随分大きいと想像出来ると思いますが、実際普通車とどれぐらい違うのでしょうか。ザックリ比較してみましょう。
※たくぞうの相棒のサイズです。トレーラーによって多少サイズが異なります。

トレーラーの幅2.5m、全長16.5m、全高3.4m、重さは約15tあります。
ちなみに普通車でも大きめの「トヨタハイエース」と比べてみましょう。
トヨタハイエースは幅1.9m、全長5.4m、全高2.3m、重さは約2tらしいです。

幅は座席1つ分、長さは3台超、高さは1.5倍、重さは約7倍くらい違います。
数字でみるとかなり大きく感じますね。

エンジンは500馬力を超えてます。馬500頭を想像すると、かなり力がありますよね。

たくぞう

普通車と比べるとかなり大きい車ですね。

運転免許について

次は免許についてです。
大型トレーラーなので、当然「大型免許」がいります。普通免許・中型免許では運転できません
さらにトレーラーを牽引しますので「牽引免許」も必要になります。

大型免許や牽引免許は取得するのに条件があります。

免許の取得条件
  • 大型免許・・・・満21歳以上で、普通自動車免許取得から3年以上の運転経験が必要
  • けん引免許・・・満18歳以上で、普通自動車免許・中型免許等が必要

下の記事では運転免許について詳しく解説しています。気になる方は読んでみて下さい。


大型トレーラーを運転するのに必要な免許
・大型免許
・牽引免許

たくぞう

大型トレーラーを運転するためには「大型免許」「けん引免許」の2つの運転免許が必要なんです。

運転技術

大型トレーラーは普通車に比べてとても大きいと言うのは前述した通りですが、その大きさ故に多少運転技術を必要とします。「初心者でも運転できます。」とまでは言いませんが、慣れれば普通に運転できます。

ただ、普通車のようにどこででも練習できません。
教習所の限られた時間で運転技術を習得するには、かなり無理があります。
練習できる環境がある方は、教習所に行く前に練習しておくことをおすすめします。

練習では「車体感覚」と「バック」を身につけるといいでしょう。
「車体感覚」は、車幅や全長ですのですぐに身につくと思いますが、バックは何回も練習しないといけないでしょう。
特に始めのうちは、頭が混乱して収拾がつきません。

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、トレーラーのバックは普通車と違い「ハンドルを逆」にきります。
この「ハンドルを逆」にきるのが始めのうちはできません。始めからできる方もいますが、かなり特殊です。

たくぞう

トレーラーに必要な運転技術は「車体感覚」「バック」
特にバックは、「乗用車とハンドル操作が逆」になるよ。
慣れるまでにはかなり練習が必要です。

まとめ

ものすごくザックリですが、トレーラーがどんな乗り物かおわかり頂けた思います。

大型トレーラーを簡単にまとめてみると…

荷台部分が「トレーラー」・普通車よりだいぶ大きな、免許が2種類必要で、バックが難しい乗り物です。

機会があれば一度ご乗車ください。なかなか面白いですよ。

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